土地を分ける手続きは、単に書類を法務局に提出するだけでは終わりません。その前段階として、土地全体の境界を確定させる「確定測量」が必要になるため、予想以上に日数がかかるケースが一般的です。

- 土地分筆登記が完了するまでの標準的な期間
結論から申し上げますと、松本・安曇野エリアにおいて、土地分筆登記がすべて完了するまでには、最短でも2ヶ月から3ヶ月、条件によっては半年以上の期間が必要になることもあります。
手続きの内訳と期間の目安は以下の通りです。
事前調査と資料収集:約1週間 法務局での登記簿や公図の調査に加え、松本市役所などの自治体で過去の測量図を収集します。
現況測量と境界立会い:約1ヶ月から2ヶ月 隣接地の所有者全員に現地へ集まっていただき、境界を確認・承諾してもらうステップです。ここが最も時間を要する工程です。相手方のスケジュール調整や、遠方に住んでいる場合の書類のやり取りなどが影響します。
境界確定図の作成と署名捺印:約2週間 全員の合意が得られた後、正式な図面を作成し、関係者全員から署名と実印での捺印をいただきます。
分筆登記の申請と完了:約1週間から2週間 法務局へ書類を提出し、登記簿が新しく書き換えられるまでの期間です。

- 期間が長引いてしまう主な要因
スケジュールが大幅に遅れてしまうケースには、共通する特徴があります。特に売却の決済日が決まっている場合は、以下の点に注意が必要です。
隣接地が官地(道路や水路)である場合: 隣接する土地が松本市や長野県が管理する市道や水路である場合、官民境界確定の手続きが必要になります。行政の担当者が立ち会い、決裁を得るまでには、通常の民間地同士の立会いよりも時間がかかります。
隣地所有者が不在、または相続が発生している場合: 隣の土地の持ち主が亡くなっており、相続登記がされていない場合、その相続人全員(場合によっては十数人以上)を特定し、全員から承諾を得なければなりません。この調査と連絡だけで数ヶ月を要することもあります。
境界トラブルや立会い拒否: 境界の位置について意見が食い違ったり、そもそも話し合いに応じていただけない場合は、筆界特定制度などの法的手段を検討することになり、解決までに1年近くかかることもあります。
- 松和土地調査株式会社で期間を短縮できる理由
土地 分筆 登記 期間を少しでも短くし、確実に行いたいとお考えなら、地元の事情に精通した専門家への依頼が近道です。
膨大な蓄積データ: 当社は松本平で50年業務を続けているため、周辺土地の過去の測量データや境界情報を豊富に保有しています。ゼロからの調査に比べて、迅速に判断材料を揃えることが可能です。
土地家屋調査士事務所としての機動力: 松本駅徒歩2分の立地を活かし、法務局や市役所とのやり取り、近隣への訪問を迅速に行います。ベテランスタッフが複雑な案件も手際よく整理します。
ワンストップ体制の利便性: 土地家屋調査士が測量と登記を、行政書士が関連する農地転用などの手続きを担当するため、窓口が一本化され、情報の停滞がありません。
杭を残して悔いを残さず。スピードも大切ですが、後の世代に禍根を残さない正確な境界確定を行うことが、私たちの使命です。

スケジュールには余裕を持った相談を
土地の売却や住宅ローンの融資実行には、分筆登記が完了していることが条件となる場合がほとんどです。「来月までに終わらせたい」といった急ぎの案件でも、まずは現状を確認させていただきますので、お早めにご相談ください。
松和土地調査株式会社では、土地の分筆に関する無料相談を随時受け付けております。お支払いにはスマホ決済などのキャッシュレス決済もご利用可能です。
電話相談:0263-33-1303(8:30から17:00、土日祝定休) 所在地:長野県松本市深志1-1-1